2014-10-14 「スターリン言語学」精読 岩波現代文庫、田中克彦の「スターリン言語学」精読、を読了。1950年8月2日付け「プラウダ(ПРАВДА)」上で、スターリンが批判しているマルの理論の中にあるという「言語素材とむすびつかないむきだしの思想」にドッキリさせられた。大学の言語学のゼミで、「言語とは音である。文字は付け足しにすぎない。』という議論以来の感動である。眠りに落ちる前にあれこれ考えているとき、森の中をのんびり歩いているとき、思考はあちこちを飛び回っており、言語活動という鎧からは自由なのだ。「スターリン言語学」精読 (岩波現代文庫―学術)作者: 田中克彦出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2000/01/14メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (3件) を見る