遊びとしてのゴルフ

ホイジンガの「ホモ・ルーデンス」中公文庫118ページからの引用。

  • …たとえば、ゴルフボールがホールインワンしたということではなくて、遊びが成功した、うまくいったという観念的事実である。この「成功」が、遊ぶ者に対して長短の差はあったとしてもしばらくの間は持続する満足をもたらすのである。


私自身のゴルフを振り返ってみると、極力カートに乗らない(ほかのメンバーから苦情が出ない程度)、スコアをほとんど気にしない(スロープレイにならないようにかなり気を使っているが…)等、ほかのメンバーと「一緒」にプレイをしているが、実際には自分自身のルールで一人で楽しんでいるようなものだ。では、一人でゴルフをして楽しいかというと否と言わざるを得ない。かつてポルトガルのカスカイスというリゾート地で一人でラウンドした経験があるが、全然楽しくなかったのだ。